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Chrome ブラウザーの動作変更による SharePoint および Project 製品への影響について

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こんにちは、SharePoint サポートの森村です。
Chrome ブラウザーの動作変更による SharePoint Online / SharePoint Server 2013 や、関連製品である Project Online / Project Server 2013 への影響についてご案内いたします。

本投稿の SharePoint Server 2013 / SharePoint Online に関する内容については別のブログ投稿にもとづいております。元の投稿 (英語) につきましては、下記のサイトをご確認ください。

  タイトル : Unable to open SharePoint documents in local client (rich client) from Chrome due to NPAPI plug-in missing
  アドレス : http://blogs.technet.com/b/office_integration__sharepoint/archive/2015/04/24/unable-to-open-sharepoint-documents-in-rich-client-from-chrome.aspx

本投稿ではさらに Project Online / Project Server 2013 に関する情報も追加してご案内します。

2015/10/7 追記
全体的に内容を更新しました。

2016/2/5 追記
3. 現在の SharePoint Online の動作」部分の内容を一部更新しました。


目次
1. 2015 8 月以前の SharePoint Online/SharePoint Server 2013 への影響例
2. 2015
8 月以前の Project Online/Project Server 2013 への影響例
3.
現在の SharePoint Online の動作
4.
現在の SharePoint Server 2013 の動作
5.
現在の Project Online の動作
6.
現在の Project Server 2013 の動作



1. 2015 年 8 月以前の SharePoint Online/SharePoint Server 2013 への影響例

Chrome ブラウザーの開発元の Google 社により、Chrome ブラウザーの NPAPI Plug-in が削除されました。
Chrome 製品のサイトの情報となりますが、こちらのページにて詳細が案内されています。

後述いたしますように、現在では現象は改善しておりますが、2015 年 8 月以前の時点では、NPAPI Plug-in を使用していた SharePoint 統合機能を実現する Office 製品の Plug-in が一時期 Chrome ブラウザー上で使用できず、この結果 SharePoint Online/SharePoint Server 2013 上にて Chrome ブラウザーを使用した場合、下記の一部機能が利用できない状況となっておりました。

  • ドキュメント ライブラリ上の Office ファイルをクリックした際に、対応する Office クライアントが起動せず、Office Web App (ブラウザー上) で表示が行われます。
    (なお、Excel ファイル、Word ファイル、PowerPoint ファイルの場合は、Office Web App 上で表示後に、[Excel で開く] 等のボタンが表示されますので、そのボタンをクリックすることで対応する Office クライアント上での編集が可能となります。)
  • Skype for Business (Lync) のプレゼンス情報が表示されません。
  • [Project で開く] ボタンが動作しません。
  • [ライブラリを編集][リストを編集] ボタンが動作しません。
  • [新しいクイック操作] ボタンが動作しません。
  • [ワークフロー設定]-[SharePoint Designer でワークフローを作成][ワークフロー設定]-[SharePoint Designer で再利用可能なワークフローを作成] ボタンが動作しません。
  • メディア ライブラリ上で動画の再生ができません。

SharePoint サイトのリボン メニュー例




2. 2015 年 8 月以前の Project Online/Project Server 2013 への影響例

Project Server 2013/Project Online の Project Web App サイトにて Chrome ブラウザーを使用した場合は、下記について影響を受けておりました。

  • [プロジェクト センター] 上でプロジェクト一覧を表示した際に、[状況説明] 列に表示されるプロジェクトのアイコンをクリックした際に、Project Professional 2013 が起動せず、プロジェクトを開くことができません。
  • [新規]-[Project Professional で作成] ボタンが動作しません。
  • [開く]-[Microsoft Project][開く]-[Microsoft Project (編集用)] ボタンが動作しません。
  • 個別のプロジェクトのスケジュールを表示した際に、[編集]-[Microsoft Project] ボタンが動作しません。
  • [リソース センター] から、エンタープライズ リソースを Project Professional 2013 上で開くための [開く] ボタンが動作しません。

Project Web App サイトのリボン メニュー例







3. 現在の SharePoint Online の動作

現在の SharePoint Online 上では、全テナントに対し、Chrome ブラウザー上での動作に関連する更新プログラムが適用されておりますため、Chrome ブラウザー上でも正常に動作します。
しかしながら、SharePoint Online 上においては Skype for Business (Lync) のプレゼンス情報は IE を含むすべてのブラウザーにて動作いたしません。
これは現時点 (2016 年 2 月) での SharePoint Online 製品の機能の制限となります。

4. 現在の SharePoint Server 2013 の動作

SharePoint Server 2013 の場合は、2015 年 8 月度の更新プログラムにて、Chrome ブラウザー上での動作を改善する更新を公開しております。
しかしながら、2015 年 8 月度の更新プログラム、および2015 年 9 月度の更新プログラムでは、別の問題が発生することを確認しておりますので、現在 (2016 年 2 月) 最新の更新プログラムの適用をご検討ください。
詳細については下記の弊社ブログ記事をご参照ください。

  タイトル : 2016 年 1 月の CU がリリースされました
  アドレス : http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2016/01/14/2016-1-cu.aspx
  タイトル : 2015 年 8 月の CU がリリースされました
  アドレス : http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/08/20/2015-8-cu.aspx
  タイトル : 2015 年 9 月の CU がリリースされました
  アドレス : http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/09/09/2015-9-cu.aspx

また、更新を適用後も、Skype for Business (Lync) のプレゼンス情報については IE11 ブラウザー以外では動作しません。IE11 ブラウザーの使用をご検討ください。


5. 現在の Project Online の動作
 
現在の Project Online 上では、全テナントに対し、Chrome ブラウザー上での動作に関連する更新プログラムが適用されておりますため、上記 2. に記載した機能につきましても正常に動作します。
 

6. 現在の Project Server 2013 の動作
 
Project Server 2013 の場合も SharePoint Server 2013 と同様に、2015 年 8 月度の更新プログラムにて、Chrome ブラウザー上での動作を改善する更新を公開しております。
Project Server 2013 および SharePoint Server 2013 更新プログラムの適用後は、上記 2.に記載した機能につきましても正常に動作します。

なお、2015 年 8 月度の更新プログラム、および2015 年 9 月度の更新プログラムにつきましては、上記の 4. に記載いたしました SharePoint Server 2013 上の現象が同様に発生いたしますため、現在 (2016 年 2 月) の最新の Project Server 2013 および SharePoint Server 2013 更新プログラムの適用をご検討ください。

  タイトル : Project Server 2010, 2013 and 2016 January 2016 PU Announcement
  アドレス : https://blogs.technet.microsoft.com/projectsupport/2016/01/13/project-server-2010-2013-and-2016-january-2016-pu-announcement/
  タイトル : January 12, 2016, cumulative update for Project Server 2013 (KB3114493)
  アドレス : https://support.microsoft.com/en-us/kb/3114493

今回の投稿は以上です。



本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。



SharePoint Designer 2013 の使用に必要な権限

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SharePoint サポートの江口です。今回の投稿では、SharePoint Online (SPO) および SharePoint Server 2013 SharePoint Designer 2013 (SPD 2013) を使用するにあたり、ユーザーに必要な権限について記載します。

SPD 2013 は様々なカスタマイズができるツールであるため、SharePoint サイト管理者が、一般ユーザーの SPD 2013 の使用を制限したい場合があります。一方で、特定のユーザーのみに SPD 2013 の使用を許可したい要望もあるかと存じます。

 

以下に、SPD 2013 を使用するにあたり必要な権限情報について案内いたします。

 

必要な権限

SPD 2013 で SPO 上の SharePoint サイトにアクセスするためには、既定で用意されているものでは、以下のいずれかの管理者ロールかアクセス許可レベルが割り当てられたユーザーである必要があります。

 

管理者ロール (Office 365 管理センターから設定可能)

  • 全体管理者
  • SharePoint 管理者

アクセス許可レベル (SharePoint サイトで設定可能)

  • デザイン権限
  • フルコントロール権限
  • サイト コレクションの管理者
  • 全体管理者

SharePoint グループ (SharePoint サイトで設定可能)

  • サイトの所有者
  • サイトの編集者
  • 階層管理者

 

上記以外のロールや SharePoint グループ (”サイトのメンバー”や “サイトの閲覧者”) に所属しているユーザーでは SPD でサイトを開く権限はございません。

 

アクセス許可レベルとは

アクセス許可レベルは、ユーザーの機能要件やセキュリティに関する考慮事項に基づいて、個別のユーザー、ユーザー グループ、またはセキュリティ グループに割り当てることができる定義済み権限のセットです。

 

カスタムアクセス許可レベルを使用している場合、SPD 2013 からサイトを開くために最低限下記の権限が必要です。

  • ページの追加とカスタマイズ
  • クライアント統合機能の使用

サイトを開いた後、ページの追加・編集や、サイト管理など実行する際には、別途権限を追加する必要がありますので、既定のアクセス許可レベルであるデザイン権限などを参照ください。

また、カスタム アクセス許可レベルの作成方法については、「アクセス許可レベルを作成および編集する方法」を参照してください。

 

 

トラブルシューティング

 

概要

上述した SPD 2013 の使用に必要な権限が不足している場合、以下のメッセージダイアログが表示されます。

 

メッセージ 1: この Web サイトを SharePoint Designer で開く権限がありません。

 

こちらのメッセージが表示された場合、上述した SPD 2013 からサイトを開くために最低限必要な権限が不足しています。

 

メッセージ 2: この操作を行う権限がありません。Web サイトの管理者に権限の変更を依頼してからやり直すか、またはこの権限を持つユーザー アカウントでログオンしてください。ほかのユーザー アカウントでログオンする場合は、[OK] をクリックしてください。

 

こちらのメッセージが表示された場合、SPD 2013 からサイトを開くための最低限必要な権限は割り当てられていますが、アイテムの編集や、アイテムの追加権限が不足しています。

 

 

対処方法

上記メッセージが表示された場合は、いずれの場合もユーザー権限を確認してください。

ユーザー権限は、「ロードマップ: アクセス許可を付与する」で手順が紹介されているサイトの権限ページの[権限の確認]メニューを使用することで確認できます。

 

 

設定による SPD 使用制限

サイト コレクションの管理から SPD 2013 の利用を制限することで、SPD 2013 の使用を制限することができます。

 

- 手順

  1. SharePoint サイト コレクションのトップレベルサイトにアクセスします。
  2. [サイトの設定] - [SharePoint Designer 設定] をクリックします。
  3. "SharePoint Designer を有効にする" ボックスのチェックを外し、[OK] をクリックします。

 

また、オンプレミス環境の SharePoint 2013 では、Web アプリケーションの設定から、SPD 2013 の利用を制限することで、Web アプリケーション単位で SPD 2013 の使用を制限することができます。(O365では設定できません)

 

- 手順

  1. サーバーの全体管理サイトにアクセスします。
  2. [Web アプリケーションの管理] をクリックします。
  3. 該当のサイトが含まれる Web アプリケーションをクリックし [全般設定] [SharePoint Designer] をクリックします。
  4. SharePoint Designer を有効にする” ボックスのチェックを外し、[OK] をクリックします。 

 

上記設定後、SPD 2013 でサイトを開いた場合、以下のメッセージが表示されます。

 

Web サイトの編集が無効です: この Web サイトは、SharePoint Designer で編集できないように設定されています。詳細については、Web サイトの管理者にお問い合わせください。

 

 

今回の投稿は以上です。

なお、SPD 2013 の概要については、本ブログの関連記事を参照ください。

Office Online ライセンスのチェックボックスが機能していない問題について

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こんにちは、SharePoint サポート チームの関 友香です。

今回の投稿では、特定のユーザーに対して Office Online のライセンスを付与していない場合でも、 Office Online の使用を制御することができない動作について説明します。


現象の説明

Office 365 ではユーザー毎に特定の Office 365サービスのライセンスを割り当てることで、そのユーザーが利用できるサービスを管理することができます。各ユーザーのライセンスの割り当て画面 (下図) において必要なサービスに対してチェックボックスを有効とすることで、対応するサービスを利用させることが可能となりますが、現時点の動作では Office Online のチェックボックスの設定に関わらず、無効とした場合でも Office Online の機能が使用できるという動作が報告されております。

 原因

本現象は、製品の既知の問題により発生しています。


留意点

本動作に関しましては、将来的に修正が行われる可能性があり、Office Online のライセンスが付与されていない状態で運用頂いていた場合に突然 Office Online の機能が使用できなくなるといった状況に陥る可能性がございます。今後も Office Online のサービスを利用させたいアカウントにつきましては、Office Online のライセンスを付与して運用を頂けますようお願い申し上げます。


現時点で考えられる対処策

ユーザー毎に Office Online の使用制限を行うことは現時点ではできません。

SharePoint Online 上で Office Online 機能の使用を制限する必要がある場合には、サイトコレクション単位やライブラリ単位でOffice 文書を強制的に クライアント アプリケーションを使用して開く設定を実施することで制限する方法がございます。しかしながらこの設定では、ユーザー単位での制御を行うことができません。下記に補足情報として左記の設定方法を記載いたしますので、ご参考にしていただければ幸いです。

 

[補足情報]

A. サイトコレクション単位で Office Online の使用を制限する方法

以下の方法にて、既定でOffice クライアント アプリケーションでドキュメントを開くように、サイトコレクション単位で設定する事が可能です。


1) サイトコレクションの管理者で対象のサイトコレクションにアクセスします。

2) [歯車ボタン] - [サイトの設定] をクリックします。

3) [サイトコレクションの管理] セクション の [サイト コレクションの機能] をクリックします。

4) [既定でクライアント アプリケーションでドキュメントを開く] 機能の "アクティブ化" をクリックします。

 

B. ライブラリ単位で Office Online の使用を制限する方法

以下の方法にて、既定でOffice クライアント アプリケーションでドキュメントを開くように、ライブラリ単位で設定する事が可能です。

1) サイトの管理者で対象のライブラリにアクセスします。

2) リボンメニューの [ライブラリの設定] をクリックします。

3) [全般設定] セクションの [詳細設定] をクリックします。

4) [ブラウザー対応ドキュメントを表示する既定の方法] を "クライアント アプリケーションで開く" に設定します。

 

今回の投稿は以上になります。

OneDrive for Business の [全員と共有] フォルダーが既定で作成されない動作に変更されます

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<<2015 年 8 月 24 日 更新>>
本ブログで紹介しております動作変更がすべての環境に適用されました。

 

こんにちは、SharePoint サポート チームの黒瀬です。

 

今回の投稿では、先日 Office 365 管理センターのメッセージ センターでも公開された、今後 SharePoint Online に対して実施される動作の変更についてお知らせいたします。

この変更が実施されるにあたり、予め対応いただくことが必要となる場合がございますので、管理者の方には早めにご確認並びにご対応いただくことをお勧めいたします。

 

変更される動作

新規作成した OneDrive for Business サイト上に [全員と共有] フォルダーが作成されない動作となります。

 

現在 (2015 6 20 日時点) の動作では、Office 365 のユーザーが初めて SharePoint Online の個人用サイト (OneDrive for Business サイト) にアクセスしたタイミングで OneDrive for Business サイトが作成され、そこには既定で [全員と共有] という名前のフォルダーが存在しております。

 

現在の動作では、このフォルダーには既定の状態で [外部ユーザー以外のすべてのユーザー] に対して投稿権限が付与されております。

従って、同一のテナント上に存在する外部ユーザー以外のすべてのユーザーにて、フォルダー内のファイルの編集、及びフォルダーへのファイルのアップロードが実行可能です。

 

 


 

しかしながら、この動作は 2015 8 月に展開が予定されております動作変更により変更され、その結果 OneDrive for Business サイトを新規に作成しても [全員と共有] フォルダーが作成されなくなる動作となります。

 

なお、この動作変更が実施された場合においても、既存の OneDrive for Business サイト (既に [全員と共有] フォルダーが存在する OneDrive for Business サイト) に対する影響はございませんのでご安心ください。

この動作変更では、新規に作成されるOneDrive for Business サイト上に [全員と共有] フォルダーが作成されなくなる動作となります。

 

動作変更を適用させなくする方法

ご利用いただいている環境にてこの動作変更を許容できない場合、管理者ユーザーにて下記の手順を実施することにより、ご利用いただいているテナントに対して動作変更を適用させなくすることが可能となります。

 

これにより、2015 8 月以降 (動作変更が展開されて以降) も従来までと同様、OneDrive for Business サイトを作成した際には既定で [全員と共有] フォルダーが作成される動作とすることが可能です。

 

なお、この動作の変更の設定は、既定で [全員と共有] フォルダーが作成されなくなる動作となる以前にご実施いただくことで、今回の動作変更が実施された後も、引き続き既定で [全員と共有] フォルダーが作成される動作とすることが可能となります。

 

[全員と共有] フォルダーが作成されなくなる動作となった後からでも、この方法により動作を変更することは可能ですが、[全員と共有] フォルダーが作成されなくなる動作となってから下記の手順を実施するまでの間に作成された OneDrive for Business サイトについては、[全員と共有] フォルダーが作成されませんのでご注意ください。

 

<設定手順>

はじめに、管理者ユーザーにて作業を実施するクライアント端末に SharePoint Online Management Shell をインストールします。

 

タイトル : SharePoint Online Management Shell 環境をセットアップする

アドレス : http://office.microsoft.com/ja-jp/sharepoint-help/HA102919087.aspx?CTT=5&origin=HA102915057

 

注意事項

今回の手順を実施する為には、最新バージョンの SharePoint Online Management Shell をインストールしていただく必要がございます。

最新バージョンは 2015 7 2 日にリリースされており、これ以前の古いバージョンのSharePoint Online Management Shell をご利用いただく場合、後述のコマンドの動作が実装されておらず、処理が失敗します。

必ず、一度 SharePoint Online Management Shell をアンインストールしたうえ、上記のリンクから最新バージョンの製品をインストールしてご利用ください。

 

上記の資料の手順 1. 5. を実施”Get-SPOSite” コマンドを実行して正常に結果が表示されることを確認します。

続いて、SharePoint Online に接続している状態 (上記の資料中の手順 5. まで実行済みの状態)で、以下のコマンドを実行します。

 

Set-SPOTenant -SharingCapability Disabled -ProvisionSharedWithEveryoneFolder $true

 

[参考情報]

タイトル : Provision the Shared with Everyone folder in OneDrive for Business

アドレス : https://support.office.com/en-us/article/6bb02c91-fd0b-42ba-9457-3921cb6dc5b2

今回の投稿は以上になります。

SharePoint Online テーマの設定における動作変更について

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こんにちは、SharePoint サポートチームの関 友香です。

 

先月に新たに適用されましたテーマ機能の変更に伴い、テーマ設定の動作がこれまでと変更になりました。サポート窓口にも下記のようなお問い合わせを多数お寄せいただいておりますので、今回の投稿ではテーマの設定における動作変更についてご説明します。

 

SharePoint Online のサイトのテーマを外観の設定より変更しているのに、ナビゲーション バーの色が変更できない。
・ 外観で設定したテーマの表示が以前と変わってしまっている。


SharePoint Online のテーマ設定について


SharePoint Online
のテーマ設定は Office 365 管理ポータル上から管理する 企業テーマの設定 SharePoint Online の各サイトごとに管理する “サイトのテーマの設定” があります。

 

 

[企業テーマの設定]
企業テーマの設定を行うことにより、O365 のページ上部のバー (ナビゲーション バー) の色の設定やロゴの追加を行うことが可能です。

※下図では、アクセントカラー (アプリランチャーを起動する箇所) を赤色に変更して保存しています。


設定方法: 

1) 管理者ユーザーにて Office 365 管理センターにアクセスします。
2) 画面右上の企業名をクリックします。
3) 画面左側 [カスタム テーマ] をクリックします。
4) 画面に表示された内容を変更し、[保存] をクリックします。 

 

[サイトのテーマの設定]

SharePoint Online のサイトの外観の変更メニューより、サイトのテーマ(背景イメージ、カラー パレット、レイアウト、フォント パターン) を選択することが可能です。

※下図では「花」というテーマを選択しています。



設定方法: 

1) 管理者ユーザーにてテーマを設定したいサイトにアクセスします。
2) 画面右上 [歯車ボタン] – [外観の変更] をクリックします。
    または [歯車ボタン] – [サイトの設定] – [外観の変更] をクリックします。
3) 使用したいテーマをクリックします。
4) 左メニューより、[色] [スタイル] [フォント] をそれぞれ選択、[プレビュー⇒] をクリックします。
5) プレビューでカスタマイズした内容を確認し、[はい、確定します⇒] をクリックします。

テーマをカスタマイズした際の期待される動作について
機能の変更が適用される以前は、SharePoint Online サイト上ではサイトのテーマを変更することでナビゲーション バーの配色も変更することが可能でした。現時点の動作では、ナビゲーションバーのテーマには企業のテーマが適用され、サイトのテーマは SharePoint のコンテンツ (ナビゲーション バー以外) に適用される動作に変更となりました。

企業のテーマとサイトのテーマをそれぞれカスタマイズしている場合には、以下のように適用されます。


OneDrive for Business サイトを含む SharePoint Online の個人用サイト については、各ユーザーが個別に設定可能な Office 365 の設定の [テーマ] の項目の設定に従うものとなります。

今回の投稿は以上になります。

 

 

 

 

SharePoint Server 2016 IT Preview について

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SharePoint サポートの多田 信吾 (タダ シンゴ) です。

SharePoint の次期バージョンである SharePoint Server 2016 の IT Preview がリリースされております。Preview バージョンにおけるサポートサービスはございませんが、ぜひインストールして動作確認していただければ幸いでございます。

タイトル : SharePoint Server 2016 Preview

アドレス : http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=48712

 

現時点で公開されている新情報について

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現時点で公開されている SharePoint Server 2016 IT Preview の新情報について紹介します。

 

・SharePoint Online でも提供されている App Launcher (画面左上のアプリ一覧のダイアログ) が追加されます。

・アップロードできるファイルのサイズが最大 10 GB までサポートされます。

・コンプライアンスに関する機能が追加されます。具体的にはドキュメント保持ポリシーやコンプライアンス関連のサイトテンプレートが追加されています。

・SharePoint Online と連携したハイブリット検索機能が追加されました。この機能は、SharePoint Server 2013 に対しても、更新プログラムという形で提供されます。

 

- 参考資料

タイトル : Announcing availability of SharePoint Server 2016 IT Preview and cloud hybrid search

アドレス : https://blogs.office.com/2015/08/24/announcing-availability-of-sharepoint-server-2016-it-preview-and-cloud-hybrid-search/

 

タイトル : Update for Microsoft SharePoint Enterprise Server 2013 (KB3055009)

アドレス : http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=48560

 

タイトル : Cloud hybrid search capability in SharePoint Server 2013

アドレス : https://support.microsoft.com/en-us/kb/3080169

 

タイトル : cloud hybrid search forum

アドレス : https://social.technet.microsoft.com/Forums/en-us/home?forum=CloudSSA

 

・SharePoint Server 2016 Preview では Office Web Apps の名称が Office Online Server Preview に変更されています。

 

- 参考資料

タイトル : Office Online Server Preview

アドレス : https://technet.microsoft.com/en-us/library/jj219456(v=office.16).aspx

 

・Project Server 2016 Preview はインストールのプロセスが変更され、SharePoint Server 2016 IT Preview のサービスアプリケーションの一つとして動作するようになり、MSI ファイルも SharePoint Server 2016 IT Preview に含まれます。

 

- 参考資料

タイトル : What's new for IT pros in Project Server 2016 Preview

アドレス : https://technet.microsoft.com/en-us/library/ff631142(v=office.16).aspx

 

SharePoint Online ブログ サイトのカテゴリー、アーカイブ フィルターを修復する

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こんにちは SharePoint サポートの森 健吾 (kenmori) です。
今回の投稿では、SharePoint Online のブログ サイトで、ページのカスタマイズなどを実施していて、カテゴリやアーカイブ フィルターが正常に動作しなくなった際の対処策をお伝えいたします。

目次

現象 1 : ブログ サイトのトップから、カテゴリやアーカイブをクリックしても、絞り込みされない
現象 2 : カテゴリをクリックしても絞り込みされず、カテゴリ リストやトップページに遷移する

 


現象 1 : ブログ サイトのトップから、カテゴリやアーカイブをクリックしても、絞り込みされない

上記画面のとおり、画面左のカテゴリから [アイデア] をクリックしても、フィルターが効いておらず、画面右側でアイデア以外の投稿 (例. 意見) も表示されています。

 

原因

何らかの操作により、ビューに定義されているクエリ情報が書き換えられたことに起因します。カテゴリーやアーカイブ フィルターを実現するためには、ページ表示時にHTTP 要求 URL のクエリ文字列で渡されたパラメーターをビューが読み取ってフィルターに使用します。

 

例)

・Category.aspx?CategoryId=2
・Date.aspx?StartDateTime=2015%2D10%2D31T15%3A00%3A00Z&EndDateTime=2015%2D11%2D22T20%3A49%3A19Z&LMY=2015%E5%B9%B411%E6%9C%88

 

しかし、標準のビューの編集画面ではクエリ文字列を受け取るような設定はできませんので一度でも設定画面で [OK] などを押してしまうと、クエリ文字列フィルターは除去されてしまいます。

これに対して、最近では画面操作では、カテゴリやアーカイブ フィルターされたビューを編集できないようブロックされたこともあり、このようなミスオペレーションが発生しにくくなっております。
それでもSharePoint Designer や PowerShell などを経由しては可能であるため、変更が全くできなくなったわけではありません。

 上記のとおり、標準のビュー編集画面にはない機能を使用しているため、画面操作だけで復旧することが困難な状況です。対処策として有効な PowerShell コードを共有します。

 

実行手順

1. テキスト エディターを開き、下記内容を FixBlogSiteView.ps1 などとして保存します。

param (

  $siteUrl,
  $username,
  $password,
  $force = $false
)
 
$ErrorActionPreference = "Stop"
 
[void][System.Reflection.Assembly]::Load("Microsoft.SharePoint.Client, Version=16.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=71e9bce111e9429c")
[void][System.Reflection.Assembly]::Load("Microsoft.SharePoint.Client.Runtime, Version=16.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=71e9bce111e9429c")
 
$context = New-Object Microsoft.SharePoint.Client.ClientContext($siteUrl)
$pwd = convertto-securestring $password -AsPlainText -Force
$credentials = New-Object Microsoft.SharePoint.Client.SharePointOnlineCredentials($username, $pwd)
$context.Credentials = $credentials
$web = $context.Web
$context.Load($web)
$context.Load($web.Lists)
$context.ExecuteQuery()
 
foreach ($list in $web.Lists)
{
  $context.Load($list)
  $context.Load($list.Views)
  $context.ExecuteQuery()
  if ($list.BaseTemplate -eq 301)
  {
    $removefiles = new-object System.Collections.ArrayList
    foreach ($view in $list.Views)
    {
      $context.Load($view)
      $context.ExecuteQuery()
      if ($view.ServerRelativeUrl -like "*Category.aspx")
      {
        if ($force)
        {
          $web.GetFileByServerRelativeUrl($view.ServerRelativeUrl).DeleteObject()
        }
        else
        {
          $view.ViewQuery = "<OrderBy><FieldRef Name=""PublishedDate"" Ascending=""FALSE"" /><FieldRef Name=""ID"" Ascending=""FALSE"" /></OrderBy><Where><And><And><In><FieldRef Name=""PostCategory"" LookupId=""TRUE"" /><Values><Value Type=""Integer""><IfEqual><Expr1><GetVar Scope=""Request"" Name=""CategoryId"" /></Expr1><Expr2 /><Then>-1</Then><Else><GetVar Scope=""Request"" Name=""CategoryId"" /></Else></IfEqual></Value></Values></In><Leq><FieldRef Name=""PublishedDate"" /><Value Type=""DateTime""><Today /></Value></Leq></And><Eq><FieldRef Name=""_ModerationStatus"" /><Value Type=""ModStat"">0</Value></Eq></And></Where>"
          $view.Update()
        }
      }
      if ($view.ServerRelativeUrl -like "*Date.aspx")
      {
        if ($force)
        {
          $web.GetFileByServerRelativeUrl($view.ServerRelativeUrl).DeleteObject()
        }
        else
        {
          $view.ViewQuery = "<OrderBy><FieldRef Name=""PublishedDate"" Ascending=""FALSE"" /><FieldRef Name=""ID"" Ascending=""FALSE"" /></OrderBy><Where><And><And><Geq><FieldRef Name=""PublishedDate"" /><Value Type=""DateTime"" IncludeTimeValue=""TRUE"" StorageTZ=""TRUE""><GetVar Scope=""Request"" Name=""StartDateTime"" /></Value></Geq><Lt><FieldRef Name=""PublishedDate"" /><Value Type=""DateTime"" IncludeTimeValue=""TRUE"" StorageTZ=""TRUE""><GetVar Scope=""Request"" Name=""EndDateTime"" /></Value></Lt></And><Eq><FieldRef Name=""_ModerationStatus"" /><Value Type=""ModStat"">0</Value></Eq></And></Where>"
          $view.Update()
        }
      }
      if ($view.ServerRelativeUrl -like "*Post.aspx")
      {
        if ($force)
        {
          $web.GetFileByServerRelativeUrl($view.ServerRelativeUrl).DeleteObject()
        }
        else
        {
          $view.ViewQuery = "<OrderBy><FieldRef Name=""PublishedDate"" Ascending=""FALSE"" /><FieldRef Name=""ID"" Ascending=""FALSE"" /></OrderBy><Where><Eq><FieldRef Name=""ID"" /><Value Type=""""><GetVar Scope=""Request"" Name=""ID"" /></Value></Eq></Where>"
          $view.Update()
        }
      }
    }
  }
  $context.ExecuteQuery()
 
}
 
if ($force)
{
  $blogsiteguid = new-object system.guid("0D1C50F7-0309-431c-ADFB-B777D5473A65")
  $feature = $web.Features.Add($blogsiteguid, $force, [Microsoft.SharePoint.Client.FeatureDefinitionScope]::None)
  $context.ExecuteQuery()

  #下記では機能の修復によって重複追加される標準のカテゴリーと投稿を削除しています。
  foreach ($list in $web.Lists)
  {
    $context.Load($list)
    $context.ExecuteQuery()
    $delitemcnt = 0
    if ($list.BaseTemplate -eq 303)
    {
      $delitemcnt = 3
    }
    if ($list.BaseTemplate -eq 301)
    {
      $delitemcnt = 1
    }
 
    if ($delitemcnt -gt 0)
    {
      $camlquery = new-object Microsoft.SharePoint.Client.CamlQuery
      $items = $list.GetItems($camlquery)
      $context.Load($items)
      $context.ExecuteQuery()
 
      $cnt = 0
      for ($i = $items.Count - 1; $i -gt 0; $i--)
      {
        $items[$i].DeleteObject()
        $cnt++
        if ($cnt -ge $delitemcnt) {break}
      }
      $context.ExecuteQuery()
    }
  }
}
 
 

2. 下記のようにパラメーターを指定して実行します。

例1) ビュー定義の修復

.\FixBlogSiteView.ps1 -siteUrl https://tenant.sharepoint.com/blogsite -username user@tenant.onmicrosoft.com -password password

例 2) ビューの再作成 (-force $true)

.\FixBlogSiteView.ps1 -siteUrl https://tenant.sharepoint.com/blogsite -username user@tenant.onmicrosoft.com -password password -force $true

 

パラメータ

-siteUrl ・・・ ブログ サイト URL
-username ・・・ 修復操作を実施するログイン名
-password ・・・ パスワード
-force ・・・ $true の際はビューを再作成。

ただし、-force オプションを使用する際には # 下記では機能の修復によって重複追加される標準のカテゴリーと投稿を削除しています。との記載もある通り、復旧には直接不要な処理まで実行さますので、実行後には既存コンテンツに影響が及ばないか十分に確認する必要があります。

 

 

現象 2 : カテゴリをクリックしても絞り込みされず、カテゴリ リストやトップページなどに遷移する

 

上記画面で [アイデア] をクリックすると、カテゴリーが "アイデア" でフィルターされた投稿リストが表示されず、カテゴリのビューに遷移しています。
発生原因は簡単でブログ ツール Web パーツが画面上から消えていることに起因します。

あわてず、[ページの編集] 画面から "ブログ ツール" Web パーツを再度追加すれば復旧完了です。

 

※    注意
ブログ ツール Web パーツは SharePoint Designer での編集に対応していません。ページを上書き保存しただけで、下記のとおりエラーになります。
この際に現象 2 も発生します。SPD で編集を加える際は、エラーになったブログ ツール Web パーツを一度削除し、ページに再配置してください。

 今回の投稿は以上になります。

 

SharePoint Online リスト アイテムの新規作成フォーム、編集フォーム、表示フォームを復旧する

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こんにちは SharePoint サポートの森 健吾 (kenmori) です。

今回の投稿では、SharePoint Online のブログ サイトで、リストの新規作成フォーム、編集フォーム、表示フォームを再作成する方法をご紹介します。

画面からリスト フォームの Web パーツを削除してしまった場合、画面上で Web パーツが消失するだけでなく、リストのフォーム定自体が消失します。
その結果、 特に予定表リストなど内部処理でフォームの定義 (SPList.Forms プロパティ) が参照されるような処理が実行されたた場合、エラーが発生する場合があります。

オンプレミス版の対処策は下記ページでも公開されており、このページに記載されているSharePoint Designer による対処策は SharePoint Online でも使用できます。

タイトル : SharePoint 2013 リスト アイテムの新規作成フォーム、編集フォーム、表示フォームを作成する
アドレス: http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/06/22/sharepoint-2013-create-a-new-form-for-a-list-item.aspx

しかしながら、SharePoint Designer での対処策ではフォームの機能を有する別のユーザー定義フォームの Web パーツを貼り付ける形式ですので見た目での対処には至りますが、リストのフォーム定義は消失したままとなりますため、完全な対処策にならない場合があります。
結果的に、PowerShell による完全対策を希望される場合が多いためSharePoint Online 向けの修正方法も記載します。

実行手順

1. テキスト エディタを開き、下記の内容を FixListView.ps1 として保存します。

 param(

  $siteUrl,
  $listName,
  $username,
  $password,
  $formtype = "ALL",
  $force = $false
)

$ErrorActionPreference = "Stop"

[void][System.Reflection.Assembly]::Load("Microsoft.SharePoint.Client, Version=16.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=71e9bce111e9429c")
[void][System.Reflection.Assembly]::Load("Microsoft.SharePoint.Client.Runtime, Version=16.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=71e9bce111e9429c")

$context = New-Object Microsoft.SharePoint.Client.ClientContext($siteUrl)
$secpass = ConvertTo-SecureString $password -AsPlainText -Force
$context.Credentials = New-Object Microsoft.SharePoint.Client.SharePointOnlineCredentials($username, $secpass)

$web = $context.Web
$list = $web.Lists.GetByTitle($listName)
$context.Load($list)
$context.ExecuteQuery()

$parentFolder = $list.RootFolder
$context.Load($parentFolder)
$context.ExecuteQuery()

if ($list.BaseType -eq [Microsoft.SharePoint.Client.BaseType]::DocumentLibrary)
{
  $formsurl = $parentFolder.ServerRelativeUrl + "/Forms"
  $parentFolder = $web.GetFolderByServerRelativeUrl($formsurl)
  $context.Load($parentFolder)
  $context.ExecuteQuery()
}

function CreateView($fileName, $ControlMode, $FormType)
{
  $url = $parentFolder.ServerRelativeUrl + "/" + $fileName
  $fileType = [Microsoft.SharePoint.Client.TemplateFileType]::FormPage

  $checkfile = $web.GetFileByServerRelativeUrl($url)
  $context.Load($checkfile)

  try
  {
    $context.ExecuteQuery()
    $fileExists = $checkfile.Exists
  }
  catch{}

   if ($force)
  {
    if ($fileExists)
    {
      $checkfile.DeleteObject()
      $context.ExecuteQuery()
    }

    $file = $parentFolder.Files.AddTemplateFile($url, $fileType)
    $context.Load($file)
    $context.ExecuteQuery()
  }
  else
  {
    Write-Host $url "already exists. You may have duplicate list forms now."
    $file = $checkfile
  }

  $wpm = $file.GetLimitedWebPartManager([Microsoft.SharePoint.Client.WebParts.PersonalizationScope]::Shared)
  $webPartXml = '<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>'
  $webPartXml += '<WebPart xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns="http://schemas.microsoft.com/WebPart/v2">'
  $webPartXml += '<Title>' + $list.Title + '</Title>'
  $webPartXml += '<FrameType>Default</FrameType>'
  $webPartXml += '<Description/>'
  $webPartXml += '<IsIncluded>true</IsIncluded>'
  $webPartXml += '<PartOrder>2</PartOrder>'
  $webPartXml += '<FrameState>Normal</FrameState>'
  $webPartXml += '<Height/>'
  $webPartXml += '<Width/>'
  $webPartXml += '<AllowRemove>true</AllowRemove>'
  $webPartXml += '<AllowZoneChange>true</AllowZoneChange>'
  $webPartXml += '<AllowMinimize>true</AllowMinimize>'
  $webPartXml += '<AllowConnect>true</AllowConnect>'
  $webPartXml += '<AllowEdit>true</AllowEdit>'
  $webPartXml += '<AllowHide>true</AllowHide>'
  $webPartXml += '<IsVisible>true</IsVisible>'
  $webPartXml += '<DetailLink/>'
  $webPartXml += '<HelpLink/>'
  $webPartXml += '<HelpMode>Modeless</HelpMode>'
  $webPartXml += '<Dir>Default</Dir>'
  $webPartXml += '<PartImageSmall />'
  $webPartXml += '<MissingAssembly>Cannot import this Web Part.</MissingAssembly>'
  $webPartXml += '<PartImageLarge/>'
  $webPartXml += '<IsIncludedFilter/>'
  $webPartXml += '<Assembly>Microsoft.SharePoint, Version=16.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=71e9bce111e9429c</Assembly>'
  $webPartXml += '<TypeName>Microsoft.SharePoint.WebPartPages.ListFormWebPart</TypeName>'
  $webPartXml += '<ListName xmlns="http://schemas.microsoft.com/WebPart/v2/ListForm">{' + $list.ID.ToString() + '}</ListName>'
  $webPartXml += '<ListId xmlns="http://schemas.microsoft.com/WebPart/v2/ListForm">' + $list.ID.ToString() + '</ListId>'
  $webPartXml += '<ControlMode xmlns="http://schemas.microsoft.com/WebPart/v2/ListForm">' + $ControlMode + '</ControlMode>'
  $webPartXml += '<TemplateName xmlns="http://schemas.microsoft.com/WebPart/v2/ListForm">ListForm</TemplateName>'
  $webPartXml += '<FormType xmlns="http://schemas.microsoft.com/WebPart/v2/ListForm">' + $FormType + '</FormType>'
  $webPartXml += '<ViewFlag xmlns="http://schemas.microsoft.com/WebPart/v2/ListForm">1048576</ViewFlag>'
  $webPartXml += '</WebPart>'

  $webPartDefinition = $wpm.ImportWebPart($webPartXml)
  $webPart = $webPartDefinition.WebPart

  [void]$wpm.AddWebPart($webPart, "Main", 1)
  $context.Load($webPart)
  $context.ExecuteQuery()
}

$formtype = $formtype.ToUpper()
if (($formtype -eq "ALL") -or ($formtype -eq "DISPLAY"))
{
  CreateView -fileName "DispForm.aspx" -ControlMode "Display" -FormType "4"
}
if (($formtype -eq "ALL") -or ($formtype -eq "EDIT"))
{
  CreateView -fileName "EditForm.aspx" -ControlMode "Edit" -FormType "6"
}
if (($formtype -eq "ALL") -or ($formtype -eq "NEW"))
{
  CreateView -fileName "NewForm.aspx" -ControlMode "New" -FormType "8"
}

 

2. 下記のように実行します。

.\fixlistview.ps1 -siteurl https://tenant.sharepoint.com -listName "リスト名" -username user@tenant.onmicrosoft.com -password password -formtype DISPLAY -force $true

パラメータの説明

-siteurl ・・・ サイトの URL
-listname ・・・ リストのタイトル
-username ・・・ 実行ユーザーのログイン名
-password ・・・ 上記ユーザーのパスワード
-formtype ・・・ 修復するフォーム タイプ DISPLAY, NEW, EDIT, ALL (省略した場合は ALL)
-force ・・・ 既存のページにフォームを配置する場合は -force $false, ページを再作成してフォームを再配置する場合 -force $true (省略した場合は $false)

 

※    注意
SharePoint オンプレミス版と異なり、IListWebPart など公開されたクラスが存在しているわけではありません。XML を自身で作成して配置した方法ですので、今後のアップデートによっては正常動作しなくなる可能性があります。
ご使用前にテスト用のリストを用意し、事前に動作を確認した上で、有効と判断される場合はご使用いただくことをお勧めします。

今回の投稿は以上になります。


SharePoint Online の機械翻訳機能は現在断続的にエラーが発生する状態です

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こんにちは、SharePoint サポート チームの黒瀬 遼です。

 

今回の投稿では、SharePoint Online における機械翻訳機能についての現在の動作状況について記載いたします。

現在 (2015 11 月時点) SharePoint Online 上では以下の資料にて説明されている機械翻訳機能を実行した際に断続的にエラーが発生する状態となっております。

 

タイトル : 複数言語の Web サイトを作成する

アドレス : https://support.office.com/ja-JP/article/da0b5614-8cf5-4905-a44c-90c2b3f8fbb6

 

機械翻訳機能について

機械翻訳機能とは、特定の SharePoint Online のサイトを複数言語に展開する際に、サイトの翻訳を SharePoint Online にて自動的に実行する機能です。

一般的に、この機能はバリエーション サイト機能とセットで使用される場合が多く、バリエーション サイト機能では下記の図のように英語の表記で作成されたソース サイトと同様の内容のサイトを、フランス語や日本語などの異なる言語で自動的に作成、及び更新することが可能です。

 

1 : バリエーション サイトの概要図

 

バリエーション サイト機能により展開された複数のサイトを翻訳する場合、XLIFF ファイルによる手動翻訳か、機械翻訳による方法を選択することが可能です。

バリエーション サイト機能により展開されたサイト (ターゲット サイト) の編集画面では、リボンメニュー上に図 2 のようなバリエーション サイトの機能を利用するためのボタンが存在いたします。

"Machine Translate" ボタンを押下することで該当のサイトの機械翻訳が実行されますが、現在 (2015 11 月時点) は図 3 のようなエラーが発生し、正常に翻訳ができない現象が断続的に発生しております。(*1)

 

2 : ターゲット サイトのリボンメニュー

 

3 : エラー画面 (*2)

 

なお、バリエーション サイト機能、並びに機械翻訳機能の設定手順、及び動作の詳細については上記の資料をご覧ください。

 

(*1) 繰り返し機械翻訳をご実施いただくことで稀に成功する場合も確認されておりますが、確率は極めて低い状況です。

(*2) 3 のエラーは一例であり、この内容以外のエラーが発生する場合も確認されています。

 

今後の方針

Microsoft では現在この問題について調査中です。

進展があり次第こちらの記事を Update する予定です。

 

今回の投稿は以上になります。

2015 年 10 月度に公開された KB3055034 適用後、Office 2010 アプリケーションがクラッシュする問題について

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*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
2015/12/9 に更新しました。

本 blog 記事で説明した問題は、2015 年 12 月度の Office 2010 更新プログラム (KB3114399) で修正されました。
詳細は、以下の blog 記事をご覧ください。

タイトル : 2015 年 10 月度の Office 2010 更新プログラム (KB3055034) と 2015 年 11 月度のセキュリティ更新プログラム MS15-116 (KB3101521) 適用後、Office 2010 がクラッシュする問題が修正されました
アドレス :http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/12/09/fixed-the-issue-of-kb3055034-and-kb3101521-for-office-2010.aspx
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

こんにちは Office サポートの荒井です。
すでに Office 365 コミュニティ サイトに記事が掲載されておりますが、2015 年 10 月度の Office 2010 更新プログラム (KB3055034) が適用された Office 2010 がインストールされたクライアント端末で、オンプレミスの SharePoint (2010,2013 に依存せず) サイトや、SharePoint Online、WebDAV 機能が有効になっている Web サイトから Word や Excel、PowerPoint ファイルを開く際、ファイルが開かずに Word や Excel、PowerPoint アプリケーションが異常終了する現象が確認されています。

タイトル : KB3055034 適用後、Office 2010 アプリケーションがクラッシュする問題について
アドレス : https://community.office365.com/ja-jp/f/347/t/414294

こちらの事象につきましては、ユーザー名/パスワードの入力を求める認証ダイアログが表示される場合に発生することを弊社でも確認しており、現在、調査を進めております。
この問題に対する弊社での対応状況については、進展があり次第、本記事を更新する予定です。
お客様にはご不便とご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

現時点の回避策につきましては、コミュニティ サイトの記事に記載されているとおり、以下いずれかの方法となります。
お手数ではございますが、お客様環境に併せていずれかの回避策でのご対応をお願いいたします。 

~ KB3055034 を適用された場合の回避策 ~

  1. Internet Explorer の [信頼済みサイト] に登録する、あるいは、[ローカル イントラネット] に登録する

  2. 2015 年 10 月度の Office 2010 更新プログラム (KB3055034) をアンインストールする

  3. SharePoint サイトから直接開かずに、一度ローカルにダウンロードしてから開く

~ 補足 ~

“1." の方法を実施しても、認証ダイアログが表示されてしまう場合は、本事象を回避することができません。
この場合、”2.” あるいは “3.” の方法での回避をご検討くださいますようお願いいたします。

~ 補足 : 2015/11/11 追記 ~

日本時間で、本日 11 月 11 日 (水) に公開された月例のセキュリティ更新プログラムの中に、Office 2010 の共通コンポーネント MSO.dll を対象としたセキュリティ更新プログラムが公開されました。

 セキュリティ情報 : マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-116 - 重要
タイトル : リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3104540)
アドレス : https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-116

本セキュリティ更新プログラムには、今回の原因となった 2015 10 月度の Office 2010 更新プログラム (KB3055034) で発生する現象に対する修正は含まれておりません。
本日公開されたセキュリティ更新プログラムは、セキュリティの問題に対する対応を優先し公開が行われました。

このため、本セキュリティ更新プログラムが Windows Update を通じて自動適用された場合、今回と同じ強制終了の問題が発生する可能性がございます。
お客様には再び同じ問題によるご迷惑をおかけしてしまう可能性がありますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。
なお、本日公開予定の Office 2010 の共通コンポーネント MSO.dll を対象としたセキュリティ更新プログラムの適用により、同問題が再発した際は、セキュリティ更新プログラムという性質上、当該セキュリティ更新プログラムのアンインストールは推奨しておりません。
お手数をおかけしてしまい大変申し訳ございませんが、以下の対応による回避をご検討くださいますようお願いいたします。 

~ セキュリティ更新プログラム MS15-116 を適用した場合の回避策 ~

1. Internet Explorer の [信頼済みサイト] に登録する、あるいは、[ローカル イントラネット] に登録し、認証ダイアログが表示されないように構成する。
    (この設定を実施しても、認証ダイアログが表示されてしまう場合は、この方法での対応はできません。)

2. SharePoint Online サイトから直接開かずに、一度ローカルにダウンロードしてから開く。

なお、当該セキュリティ更新プログラム適用後に発生する可能性がある強制終了の問題について、本ポート技術情報内に以下内容で記載されております。

文書番号 : 3101521
タイトル : MS15-116: Description of the security update for Office 2010: November 10, 2015
アドレス : https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3101521 

-- 該当箇所抜粋 --

Note You may experience the following issue after you install this update:
Assume that you are prompted for credentials when you try to open a document from SharePoint in an Office 2010 application. After you enter the credentials, the Office 2010 application crashes. This issue occurs because the update KB3055034 is cumulatively included in this update.

--------------------

2015 年 10 月度の Office 2010 更新プログラム (KB3055034) と 2015 年 11 月度のセキュリティ更新プログラム MS15-116 (KB3101521) 適用後、Office 2010 がクラッシュする問題が修正されました

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こんにちは Office サポートの荒井です。
以下の blog 記事で説明しておりました 2015 10 月度の Office 2010 更新プログラム (KB3055034) と、2015  11 月度のセキュリティ更新プログラム MS15-116 (KB3101521) を起因としたOffice 2010 アプリケーションが強制終了する問題について、日本時間で、本日 12 9 () に、Office 2010 更新プログラムとサポート技術情報 (KB3114399) が公開され修正されました。

タイトル : 2015 10 月度に公開された KB3055034 適用後、Office 2010 アプリケーションがクラッシュする問題について
アドレス : http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/11/11/issue-of-kb3055034-office-2010.aspx

本問題に該当されるお客様は、以下の手順により Office 2010 更新プログラムを入手いただき、適用いただけますようお願いいたします。
弊社製品の動作により、お客様にはご不便とご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。

 

=====================================================
- Office 2010 
更新プログラムとサポート技術情報 (KB3114399) の詳細
=====================================================

文書番号 : 3114399
タイトル : December 8, 2015, update for Office 2010 (KB3114399)  
URL : 
https://support.microsoft.com/en-us/kb/3114399

本現象に対する修正は、以下に記載されております。

Improvements and fixes
-- 
抜粋 --
•Assume that you open files from SharePoint, and then you are prompted for credentials in an Office 2010 application. In this situation, the Office application may crash. This issue occurs after you install October 13, 2015, update for Office 2010 (KB3055034) or later.
----------

==============================================
- Office 2010 
更新プログラム (KB3114399) のダウンロード、インストール手順
==============================================

(1). あるいは (2). の方法で、ダウンロード、インストールいただけます。

-----------------------------------------------------------------------------------
(1). Microsoft Update 
を実行し、検出された KB3114399 をインストールする
-----------------------------------------------------------------------------------

本累積更新プログラムは、Microsoft Update で重要な更新として公開しております。
Microsoft Update
をご利用いただいている場合には、自動的にインストールが行われます。 

-----------------------------------------------------------------------------------
(2). 
手動での入手
-----------------------------------------------------------------------------------

1. 以下の URL からダウンロードします。 

- 32 ビット版
タイトル : Microsoft Office 2010 (KB3114399) 32 ビット版 の更新プログラム
アドレス : https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=50171 


- 64 
ビット版
タイトル : Microsoft Office 2010 (KB3114399) 64 ビット版 の更新プログラム
アドレス : https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=50163

 

==================================
-
手動で入手いただいた場合のインストール手順
==================================

1. Office 2010 Service Pack2 が適用されていない場合、事前に適用が必要になります。

文書番号 : 2687455
タイトル : Office 2010 Service Pack 2 について
アドレス : https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2687455

2. ご使用環境にあわせて、ダウンロードした mso2010-kb3114399-fullfile-x86-glb.exe あるいは mso2010-kb3114399-fullfile-x64-glb.exe をダブルクリックします。
3.
左下にチェックを付けてマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項に同意して進めます。ファイルのコピーが開始されます。
4. [The installation is complete.]
と表示されたことを確認します。

 

==================
- 
アンインストール手順
==================

1. [コントロールパネル]-[プログラムと機能] を開きます。
2.
左側ペインの"タスク" から [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックします。
3.
表示された一覧から"Update for Microsoft Office 2010 (KB3114399)" を選択し、[アンインストール] をクリックします。

 

========
- 
関連情報
========

上記 Office 2010 更新プログラムを含む、その他の 2015 12 月度公開の修正プログラムについて、以下のサポート技術情報を公開しております。 

文書番号 : 3121650 
タイトル: December 8, 2015, update for Office
アドレス : https://support.microsoft.com/en-us/kb/3121650

SharePoint Online/Project Online と Project Professional 2016/2013 製品の連携時のトラブルシュート方法について

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こんにちは、SharePoint サポートの森村です。
今回の投稿では、SharePoint Online/Project Online と、Project Professional 2016/Project Professional 2013 を連携させる際に起こりうる現象の対処方法、関連情報等をご案内します。

目次
1. SharePoint Online サイトのタスク リストと連携する機能
2. Project Online の PWA サイトと連携する機能
3. 関連ブログ記事

1. SharePoint Online サイトのタスク リストと連携する機能

SharePoint Online のサイト上のタスク リスト上から、[プロジェクトで開く] ボタンをクリックして Project Professional 2016/Project Professional 2013 にて開き、編集するという機能があります。
関連情報は下記でご案内しています。

  タイトル : Project または Excel でタスク リストを開く
  アドレス : https://support.office.com/ja-JP/article/db849f58-10e1-4bdb-b206-2826e3653aac

  タイトル : SharePoint タスク リストと同期する
  アドレス : https://support.office.com/ja-jp/article/fb956d2c-723d-4d5a-b7e5-710ef82aa27a

SharePoint Online のサイト上のタスク リストを Project Professional 2016/Project Professional 2013 にて開く場合、SharePoint Online や IIS の機能だけでなく、ブラウザー、Project 製品 (Office Client 製品) の機能や Windows OS の WebClient サービスの機能など、多数の機能を利用して動作します。
このため、いずれかの機能の部分でエラーとなる可能性があります。例えば Project Professional 2016/Project Professional 2013 にて図 1 のようなエラーが表示される場合があります。

図 1 : Project のデータを保存できなかった場合のエラーメッセージ


-------- エラー メッセージ ここから -----------
Microsoft Project

申し訳ございません。指定された場所にドキュメントを保存できませんでした。以下のことを確認してください。
・このサイトにドキュメントを保存するための適切な権限を持っている。
・SharePoint サイトに保存する場合、サイト リソース ライブラリがあることを確認してください。ない場合は作成してください。
・OneDrive に保存する場合、指定したフォルダーが存在し、そのフォルダーへのアクセス許可があることを確認してください。
・Windows Server オペレーティング システムを使用している場合、デスクトップ エクスペリエンス機能がインストールされていることを確認してください。
-------- エラー メッセージ ここまで -----------


対処方法

上記のようなエラーメッセージが表示された場合の対処方法をご案内いたします。
すべてご確認いただくことをお勧めいたします。

1-1. IE11/IE10 ブラウザーの使用
1-2. サインインしたままにする、のオプションの使用
1-3. 信頼済みサイトに追加
1-4. WebClient サービス
1-5. その他関連情報

1-1. IE11/IE10 ブラウザーの使用

IE ブラウザー以外で現象が発生した場合は、まずは IE ブラウザーに変更し、その後の動作をご確認ください。
また、現時点で Office 365 (SharePoint Online) がサポートする IE ブラウザーは、IE11/IE10 となりますので、IE11/IE10 にて動作をご確認ください。

・関連情報
  タイトル : Office のシステム要件
  アドレス : https://products.office.com/ja-JP/office-system-requirements/#Browsers


1-2. サインインしたままにする、のオプションの使用

ブラウザーを起動後に初めて Office 365 関連サイトを表示した場合、Office 365 のサインイン画面が表示されます。
ここで、ユーザー名、パスワードを入力する際に、[サインインしたままにする] にチェックを入れると、固定 Cookie を使用する状態でサインインします。
固定 Cookie を使用する場合、一定期間 PC 上に固定 Cookie が残り、Project Professional 2016/2013 を含む Office 製品も IE ブラウザーと同じ固定 Cookie を使用する動作となります。
このため、SharePoint Online のサイト上のタスク リストを Project Professional 2016/Project Professional 2013 にて開く場合のような、ブラウザーとその他のプロセス間で Office 365 上のデータを操作する場合は有効な対処方法となります。


1-3. 信頼済みサイトに追加

信頼済みサイトにアクセス先が登録されていない場合に、エラーとなる可能性があります。以下の手順で SharePoint Online サイトの URL を信頼済みサイトに追加していただき、現象が回避されるかご確認ください。
下記例は、テナント名が tenant である場合の URL となりますので、ご利用中のテナント名に合わせて設定をお願いいたします。

  1. クライアント端末で [Internet Explorer] を起動します。
  2. [ツール] から [インターネット オプション] をクリックします。
  3. [セキュリティ] タブをクリックし、[信頼済みサイト] のアイコンをクリックします。
  4. [サイト] のボタンをクリックします。
  5. SharePoint Online サイトの URL (例 : https://tenant.sharepoint.com ) を Web サイトの一覧に追加します。[OK] でダイアログを閉じます。


1-4. WebClient サービス

SharePoint Online のサイト上のタスク リストを Project Professional 2016/Project Professional 2013 にて操作する際、Project Professional 2016/Project Professional 2013はクライアント PC 上の WebClient サービスを使用して SharePoint Online サイトとデータのやり取りを行います。
このため、クライアント PC 上の WebClient サービスが無効化されている場合は正常に動作しません。
WebClient サービスは [スタート] – [コントロール パネル] – [管理ツール] – [サービス] でサービスの一覧から状態を確認できます。[スタートアップの種類] が "手動" や "自動" などの "無効" 以外になっていることをご確認ください。

また、WebClient サービスは Windows OS のサービスとなります。Windows Update をしばらく適用していない、というような、状態が古い PC の場合は、Windows Update を適用し、最新の状態としていただいた後に動作をご確認ください。


1-5. その他関連情報

下記のブログ記事にて、より詳細な対処方法をご案内しております。
内容は "エクスプローラーで開く"、という機能に関する内容となっておりますが、SharePoint Online のサイト上のタスク リストを Project Professional 2016/Project Professional 2013 にて開く場合もほぼ同様の機能を利用しております。

  タイトル : “エクスプローラーで開く” のトラブルシュート
  アドレス : http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/11/16/3657034.aspx


2. Project Online PWA サイトと連携する機能

Project Online PWA サイト上から、Project Professional 2016/Project Professional 2013 を起動してプロジェクトやエンタープライズ カレンダーを編集するという機能があります。
SharePoint Online
のサイト上のタスク リストを Project Professional 2016/Project Professional 2013 にて開く場合と同様に、SharePoint Online IIS の機能だけでなく、ブラウザー、Project 製品 (Office Client 製品) の機能や Windows OS WebClient サービスの機能など、多数の機能を利用して動作します。その他、追加で Project Professional 2016/Project Professional 2013 から Project Web App サイトへ接続する設定も使用します。

このため、いずれかの機能の部分でエラーとなる可能性があります。例えば 2 のようなエラーが表示される場合があります。

2 : サーバーに接続できません、のエラーメッセージ



-------- エラー メッセージ ここから -----------
サーバーに接続できません

次のエラーが発生したため、Project Web App に接続できませんでした:

Project Web App にアクセスできませんでした。
やり直しても接続できない場合は、次の操作を実行してください。
・別の Web サイトに接続できるかどうかを確かめます。
・Project Web App の URL が正しいことを確認します。
・Internet Explorer を使用して Project Web App に接続できることを確認します。
・さらにサポートが必要な場合は、サーバー管理者にお問い合わせください。
-------- エラー メッセージ ここまで -----------


対処方法

Project Online の場合の対処方法としては、まずは上記の「1. SharePoint Online サイトのタスク リストと連携する機能」 1-1.から 1-4.を実施します。
その後、追加で下記の対処方法を実施します。

2-1. PWA サイトへの権限の確認
2-2. PWA サイトへの接続設定の確認


2-1. PWA
サイトへの権限の確認

Project Online の PWA サイト上から、Project Professional 2016/Project Professional 2013 を起動してプロジェクトやエンタープライズ カレンダーを編集する場合、ある程度高い権限が必要となります。
「Project Web App の プロジェクト マネージャー」や「Project Web App の 管理者」のような権限が付与されているかどうかをご確認ください。


2-2. PWA サイトへの接続設定の確認

Project Professional 2016/Project Professional 2013 から使用中の PWA サイトへ接続する設定が無い場合、エラーとなる場合がございます。
下記手順で設定をご確認ください。

  1. Project Professional 2016/Project Professional 2013 を起動します。最初にプロファイルを選択するダイアログが表示される場合は、[コンピューター] を選択し、PWA に接続しない状態で Project Professional 2016/2013 を起動します。
  2. [ファイル] メニューの [情報] タブから、[アカウントの管理] をクリックします。
  3. [Project Web App アカウント] ダイアログ内にて、URL 部分に使用する PWA サイトの URL が表示されているアカウントが存在するかどうかを確認します。(例 : https://tenant.sharepoint.com/sites/pwa )
    存在しない場合は、続けて 4. 以降の手順も実施します。
  4. [追加] をクリックし、[アカウント名] には任意の名前、[Project Server の URL] の部分には、ご利用中の PWA サイトの URL (例 : https://tenant.sharepoint.com/sites/pwa ) を入力し、[OK] をクリックします。
  5. [開始時] のオプションを [アカウントを選択する] に変更します。
  6. [OK] をクリックして [Project Web App アカウント] ダイアログを閉じます。
  7. Project Professional 2016/Project Professional 2013 を一度終了させます。
  8. Project Professional 2016/Project Professional 2013 を再度起動し、作成したプロファイルを使用し、PWA サイトに接続します。必要に応じてユーザー名とパスワードを入力します。
  9. エラーなく起動が完了することを確認し、Project Professional 2016/Project Professional 2013 を終了させます。
  10. Project Online の PWA サイト上から、Project Professional 2016/Project Professional 2013 を起動してプロジェクトやエンタープライズ カレンダーを編集する動作を確認します。


3. 関連ブログ記事

下記が関連ブログ記事となります。

  タイトル : “エクスプローラーで開く” のトラブルシュート
  アドレス : http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/11/16/3657034.aspx

  タイトル : Project Server 2013 / Project Online と Project Professional 2013 間の連携機能に関するブラウザー間の動作の差異について
  アドレス : http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/archive/2015/06/02/project-server-2013-project-online-project-professional-2013-browser-difference.aspx

今回の投稿は以上です。



本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


2016 年 1 月の CU がリリースされました

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2016 年 1 月の CU がリリースされました。

- 参考リンク

January 2016 CU for SharePoint 2013 product family is available for download
https://blogs.technet.microsoft.com/stefan_gossner/2016/01/12/january-2016-cu-for-sharepoint-2013-product-family-is-available-for-download/

January 2016 CU for the SharePoint 2010 product family is available for download
https://blogs.technet.microsoft.com/stefan_gossner/2016/01/12/january-2016-cu-for-the-sharepoint-2010-product-family-is-available-for-download/

- 注意事項
・SharePoint 2013 の 2015 年 7 月 CU 以降の CU にはデータベーススキーマの拡張を行う修正が含まれており、CU 適用後に構成ウィザードを実行しない場合に検索クロールが失敗します。検索クロールの問題を回避するために、2015 年 7 月 CU より前の環境に 2015 年 7 月 CU 以降の CU を適用する際には、適用後に必ず構成ウィザードを実施してください。

 Important: PSCONFIG is mandatory for July 2015 CU for SharePoint 2013
 http://blogs.technet.com/b/stefan_gossner/archive/2015/07/15/important-psconfig-is-mandatory-for-july-2015-cu-for-sharepoint-2013.aspx

Security Update MS16-004 をインストールすると、リストビューが正常に表示されなくなる

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SharePoint サポートの川添です。先日公開された MS16-004 について複数の報告が寄せられていますので、ご注意ください。

問題
MS16-004 (SharePoint Server 2013) を適用すると、リストのビューが正常に表示されなくなる。

対処策

2016. 1 月の累積的な修正プログラムを適用する (構成ウィザードの実施も必要です)

補足) 2016.1月の修正プログラムについては、以下のブログ記事で紹介していますので、ご参照ください。

2016 年 1 月の CU がリリースされました

現在、この問題については開発部門に報告されており、調査中です。また、SharePoint 2013 において問題が発生することが報告されています。

状況にアップデートがあり次第、本投稿を更新します。

2016.2.3 Update

- 更新プログラムの記事にアップデートされた情報が更新されています。(More Information セクション)

この問題に対処するには、2016.1 月の累積的な更新プログラムを適用してください。

併せて、以下のブログ記事についてもご参照ください。

Solution for the list view issue with MS16-004 (January 2016 PU) for SharePoint 2013

 

エラーメッセージの一例です。日本語環境では、日本語のエラーメッセージが表示されます。

**********

TypeError : Unable to get property 'replace' of undefined or null reference

Sys.ArgumentNullException: Value cannot be null. Parameter name: element

 

**********

 

- タイトルを内容を反映したものに変更しました

Office Web Apps で SharePoint上のファイルが開けなくなる (SPWOPIProofKey が更新されないことによる)

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こんにちは SharePoint サポートの森 健吾 (kenmori) です。
今回の投稿では、ネットワーク構成によっては、SharePoint 上に保存されたファイルを Office Web Apps (WAC) で開けなくなる可能性について紹介します。

現象 : 突然 Office Web Apps で SharePoint ファイルを開こうとするとエラーが表示され、ファイルが閲覧・編集できなくなった。

エラー : 構成に問題があるため、ドキュメントを取得できません。可能な場合は、このドキュメントを Microsoft Word で開いてみてください。

上記のエラーは下記のような状況にて発生することが予測されます。

・何らかのシステム構成変更から約 1 カ月後にファイルが Office Web Apps でファイルが開けなくなった。
・しばらく停止していた WAC サーバーを起動させるとこの問題が発生した。

 

原因 : SharePoint ファームから Office Web Apps に対して、定期的に実行している公開キーの更新処理が実施されていない

この現象発生時に、診断ログを見ると、下記のようなログが記録されています。
このことから、SharePoint と Office Web Apps 間で OAuth 認証に使用すると署名の暗号化キーが更新されていないことに起因することが確認できます。

dd/MM/yyyy hh:mm:ss.ff w3wp.exe (0x1234)                       0x5678 SharePoint Foundation         WOPI                          ag7pj Unexpected WOPI (CheckFile) – Invalid Proof Signature for file myfile.xlsx

ここでいう署名や暗号化などは一体何を指しているのでしょうか。下記に簡単にご説明します。

 

OAuth を使用した資格情報の受け渡し

SharePoint Server のバージョン 2013 から Office Web Apps は SharePoint 製品から分離され別製品となりました。
Office Web Apps は、別製品である SharePoint にログインしているユーザーの資格情報を受け取り、SharePoint からファイルを取得する必要が生じます。

これを可能にしているのが OAuth です。OAuth を使用することで、信頼されたシステム間において、資格情報を暗号化して受け渡しすることができます。

上図は、簡単な HTTP フローです。SharePoint は、現在のユーザー資格情報を暗号化して、Office Web Apps に POST させるよう要求します (1 – 3)。Office Web Apps は、受け取った資格情報を復号化し、それを使用して SharePoint からファイルを取得 (4 – 5) し、ドキュメント ビューをクライアントに返します (6)。

信頼関係 (= 署名) の更新

SharePoint と Office Web Apps 間の信頼関係には署名が使用されていますが、この署名の暗号化公開キーは定期的に更新される必要があります。

Office Web Apps が返す公開キーの有効期限は 28 日に設定されており、既定の設定では、SharePoint の WOPI Discovery の同期タイマージョブによって、ファーム内の任意のサーバーが 30 分間隔で実行されており、WOPI アプリケーション (Office Web Apps) へ公開キーの取得処理を行っています。この公開キーは、SharePoint の構成データベースに格納されて、随時更新されております。

このWOPI Discovery の同期タイマ ジョブが実行されていない場合や、失敗し続けた場合は、SharePoint Server と Office Web Apps の信頼関係を保つことができなくなることから、ファイルを開くことができなくなります。

事例紹介

上記のとおり、WOPI Discovery の同期タイマ ジョブは、SharePoint の他のファーム単位で動作するジョブと同様に、ファーム内の任意のサーバーで動作します。そのため、アプリケーション サーバーの役割を持つサーバーなど、一部のサーバーが Office Web Apps に直接ネットワーク アクセスできない場合、今回の現象が発生する可能性が報告されております。

最初に記載しておきますが、下記の構成は一般的な構成の 1 つですので、この構成自体に問題があるわけではありません。

WOPI Discovery の同期タイマ ジョブのように、ファームで 1 度だけ実行される種類のタイマージョブは、指定された時間に到達した際に、最初に手を挙げたサーバーが実行する形となります。

毎回別サーバーになりそうに思えますが、1 つのサーバーに固まることがあります。その結果、上図のように APP serverなど、ネットワーク上 Office Web Apps サーバーに接続できないサーバーで処理が実行され続けることがあります。

下記の診断ログのように 30 分に 1 回公開キーの更新処理が失敗し、もし、これが28 日間続くと現象発生に至ります。

dd/MM/yyyy hh:mm:ss.ff OWSTIMER.EXE (0x1234) 0x5678 SharePoint Foundation WOPI agnu4 Monitorable LoadDiscoveryXMLFromAddress getting HTTP response failed

dd/MM/yyyy hh:mm:ss.ff OWSTIMER.EXE (0x1234) 0x5678 SharePoint Foundation WOPI aifai Medium LoadDiscoveryXMLFromAddress: End [result=NoWebResponse, elapsed time (ms)=20000]

dd/MM/yyyy hh:mm:ss.ff OWSTIMER.EXE (0x1234) 0x5678 SharePoint Foundation WOPI ag7oz Monitorable Rerunning WOPI Discovery Failure: Could not load new WOPI Proof Keys for server wac.contoso.com against Discovery Endpoint

もちろん、 28 日間の間に 1 度でも更新されるように 30 分に 1 回という高頻度で公開キーの更新を実施しているのですが、上記の状況が発生する可能性があることは認識しておく必要があります。

 

対処策

この問題の対処策として、下記の方法があります。

・Office Web Apps サーバーに接続できるサーバー (例. WFE) で一時または定期的に Update-SPWOPIProofKey コマンド レットを実行する
・ネットワーク構成を変更して、SharePoint のすべてのサーバーを  Office Web Apps サーバーに疎通できるようにする。

タイトル : Update-SPWOPIProofKey
アドレス : https://technet.microsoft.com/en-us/library/jj219460.aspx

是非とも、ご使用の環境が、この問題に直面する可能性の有無について検討いただき、問題発生を事前に防いでいただけますと幸いです。

今回の投稿は以上になります。

 


2016 年 2 月の CU がリリースされました

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2016 年 2 月の CU がリリースされました。

- 参考リンク

February 2016 CU for SharePoint 2013 product family is available for download
https://blogs.technet.microsoft.com/stefan_gossner/2016/02/09/february-2016-cu-for-sharepoint-2013-product-family-is-available-for-download/

February 2016 CU for SharePoint 2010 is available for download
https://blogs.technet.microsoft.com/stefan_gossner/2016/02/09/february-2016-cu-for-sharepoint-2010-is-available-for-download/

- 注意事項
・SharePoint 2013 の 2015 年 7 月 CU 以降の CU にはデータベーススキーマの拡張を行う修正が含まれており、CU 適用後に構成ウィザードを実行しない場合に検索クロールが失敗します。検索クロールの問題を回避するために、2015 年 7 月 CU より前の環境に 2015 年 7 月 CU 以降の CU を適用する際には、適用後に必ず構成ウィザードを実施してください。

 Important: PSCONFIG is mandatory for July 2015 CU for SharePoint 2013
 http://blogs.technet.com/b/stefan_gossner/archive/2015/07/15/important-psconfig-is-mandatory-for-july-2015-cu-for-sharepoint-2013.aspx

SharePoint 2013 コンテンツ検索 Web パーツでプロパティのマッピングを編集する

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こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。
今回の投稿では、コンテンツ検索 Web パーツで取得する検索結果の管理プロパティのマッピングの設定について記述します。

コンテンツ検索 Web パーツでは、表示する管理プロパティを Web パーツの編集画面の [プロパティのマッピング] で選択することができます。プロパティのマッピングの設定項目は、検索結果の描画で使用する表示テンプレート (詳細はこちら) によって異なります。目的に合った表示テンプレートを選択し、プロパティのマッピングを設定します。

例えば、[プロパティのマッピング] にそれぞれ管理プロパティを設定すると、下記のような検索結果となります。

プロパティのマッピング項目は、表示テンプレート内の <mso:ManagedPropertyMapping>~</mso:ManagedPropertyMappin>で定義されます。
例) <mso:ManagedPropertyMapping msdt:dt="string">'Link URL'{リンクの URL}:'Path','Line 1'{行 1}:'Title','Line 2'{行 2}:'','FileExtension','SecondaryFileExtension'</mso:ManagedPropertyMapping>
詳しくは、'<項目名>'{<Web パーツの設定画面での項目の表示名>}:'<既定で選択させる管理プロパティ名>' のような記述となります。

SharePoint サイトでは、既定でいくつかの表示テンプレートが用意されていますが、表示テンプレートを作成または編集することでプロパティのマッピング項目を変更することが可能です。なお、検索を実行すると、プロパティのマッピングで選択した管理プロパティはクライアントに返されますが、それらをコンテンツ検索 Web パーツで表示させるには、取得した管理プロパティの値を画面上に表示させる JavaScript の実装が必要となります。

例をあげて、編集方法を見ていきましょう。

<目次>
(1)プロパティのマッピングの項目の初期値を設定する方法
(2)プロパティのマッピングの項目を追加する方法

(1)プロパティのマッピングの項目の初期値を設定する方法
表示テンプレート "左に画像、右に 3 行を表示" (Item_Picture3Lines.html) を例に説明します。

■既定の表示テンプレートの場合
既定では、表示テンプレート内のプロパティのマッピングは下記になります。"行 3" に注目してください。

<mso:ManagedPropertyMapping msdt:dt="string">'Picture URL'{画像の URL}:'PublishingImage;PictureURL;PictureThumbnailURL','Link URL'{リンクの URL}:'Path','Line 1'{行 1}:'Title','Line 2'{行 2}:'Description','Line 3'{行 3}:'','SecondaryFileExtension','ContentTypeId'</mso:ManagedPropertyMapping>

[プロパティのマッピング] は下記のように表示され、"行 3" は管理プロパティが設定されていない状態となります。

"行 3" に管理プロパティを設定する場合は、[アイテム表示テンプレートのフィールドに対し、管理プロパティのマッピングを変更します。] にチェックを入れ、管理プロパティを設定します。

■表示テンプレートをカスタマイズする場合
既定の状態では "行 3" は何も設定されていない状態でしたが、初期値を設定してみましょう。"行 3" の既定の管理プロパティを LastModifiedTime にする場合は、以下のように記述します。

<mso:ManagedPropertyMapping msdt:dt="string">'Picture URL'{画像の URL}:'PublishingImage;PictureURL;PictureThumbnailURL','Link URL'{リンクの URL}:'Path','Line 1'{行 1}:'Title','Line 2'{行 2}:'Description','Line 3'{行 3}:'LastModifiedTime','SecondaryFileExtension','ContentTypeId'</mso:ManagedPropertyMapping>

すると、"行 3" に既定で管理プロパティ LastModifiedTime が設定された状態となります。

なお、[アイテム表示テンプレートのフィールドに対し、管理プロパティのマッピングを変更します。] にチェックを入れることで、各項目に設定された管理プロパティを変更することができます。

(2)プロパティのマッピングの項目を追加する方法

表示テンプレート "2 行" (Item_TwoLines.html) を例に説明します。
■既定の表示テンプレートの場合
既定では、表示テンプレート内のプロパティのマッピングは下記になります。"リンクの URL"、"行 1"、"行 2" に注目してください。

<mso:ManagedPropertyMapping msdt:dt="string">'Link URL'{リンクの URL}:'Path','Line 1'{行 1}:'Title','Line 2'{行 2}:'','FileExtension','SecondaryFileExtension'</mso:ManagedPropertyMapping>

[プロパティのマッピング] は下記のように表示され、[アイテム表示テンプレートのフィールドに対し、管理プロパティのマッピングを変更します。] にチェックを入れると、"リンクの URL"、"行 1"、"行 2" でそれぞれ管理プロパティが設定できる状態となります。

■表示テンプレートをカスタマイズする場合
プロパティのマッピング項目として "行 3" を追加してみましょう。下記のように記述します。

<mso:ManagedPropertyMapping msdt:dt="string">'Link URL'{リンクの URL}:'Path','Line 1'{行 1}:'Title','Line 2'{行 2}:'','Line 3'{行 3}:'','FileExtension','SecondaryFileExtension'</mso:ManagedPropertyMapping>

すると、"行 3" の項目が追加され、この項目にも管理プロパティを設定することができます。

なお、プロパティのマッピングを追加したことにより、"行 3" に設定した管理プロパティが検索結果としてクライアントに返されるようになりますが、これを表示するには、この管理プロパティをコンテンツ検索 Web パーツ上に表示させる実装を行う必要があります。
下記はサンプルとなりますが、"行 3" に設定した管理プロパティを取得し表示する実装 (青文字箇所) を追加します。

    <div id="TwoLines">
<!–#_
var encodedId = $htmlEncode(ctx.ClientControl.get_nextUniqueId() + "_2lines_");

var linkURL = $getItemValue(ctx, "Link URL");
linkURL.overrideValueRenderer($urlHtmlEncodeValueObject);
var iconURL = Srch.ContentBySearch.getIconSourceFromItem(ctx.CurrentItem);

var line1 = $getItemValue(ctx, "Line 1");
var line2 = $getItemValue(ctx, "Line 2");
var line3 = $getItemValue(ctx, "Line 3");
line1.overrideValueRenderer($contentLineText);
line2.overrideValueRenderer($contentLineText);
line3.overrideValueRenderer($contentLineText);

var containerId = encodedId + "container";
var pictureLinkId = encodedId + "pictureLink";
var pictureId = encodedId + "picture";
var dataContainerId = encodedId + "dataContainer";
var line1LinkId = encodedId + "line1Link";
var line1Id = encodedId + "line1";
var line2Id = encodedId + "line2";
var line3Id = encodedId + "line3";
_#–>
        <div class="cbs-Item" id="_#= containerId =#_" data-displaytemplate="Item2Lines">
            <a class="cbs-ItemLink" title="_#= $htmlEncode(line1.defaultValueRenderer(line1)) =#_" id="_#= pictureLinkId =#_">
                <img class="cbs-Thumbnail" src="_#= $urlHtmlEncodeString(iconURL) =#_" alt="_#= $htmlEncode(line1.defaultValueRenderer(line1)) =#_" id="_#= pictureId =#_" />
            </a>
            <div class="cbs-Detail" id="_#= dataContainerId =#_">
                <a class="cbs-Line1Link ms-noWrap ms-displayBlock" href="_#= linkURL =#_" title="_#= $htmlEncode(line1.defaultValueRenderer(line1)) =#_" id="_#= line1LinkId =#_">_#= line1 =#_</a>
<!–#_
if(!line2.isEmpty)
{
_#–>
                <div class="cbs-Line2 ms-noWrap" title="_#= $htmlEncode(line2.defaultValueRenderer(line2)) =#_" id="_#= line2Id =#_">_#= line2 =#_</div>
<!–#_
}
_#–>
<!–#_
if(!line3.isEmpty)
{
_#–>
                <div class="cbs-Line2 ms-noWrap" title="_#= $htmlEncode(line3.defaultValueRenderer(line3)) =#_" id="_#= line3Id =#_">_#= line3 =#_</div>
<!–#_
}
_#–>
                </div>
        </div>
    </div>

※検索結果のレイアウトやデザインを変更したい場合は、HTML や CSS をご要件に合わせて編集してください。

補足情報
[プロパティのマッピング] の項目には表示させずに、検索実行時に取得させる管理プロパティの種類を増やす場合は、<mso:ManagedPropertyMapping>~</mso:ManagedPropertyMapping> 内に管理プロパティ名のみを追加します。(例 IsDocument を追加)

<mso:ManagedPropertyMapping msdt:dt="string">'Link URL'{リンクの URL}:'Path','Line 1'{行 1}:'Title','Line 2'{行 2}:'','FileExtension','SecondaryFileExtension','IsDocument'</mso:ManagedPropertyMapping>

検索結果の描画を行うロジック上で拡張子をもとに表示内容を変更したい場合やドキュメントであるかを判定させる処理を入れる場合などでは、実装上固有の管理プロパティを取得させることが決まるため、Web パーツの編集画面の [プロパティのマッピング] で編集をさせないよう、上記のようにマッピングを定義する方法が考えられます。

ご注意
コンテンツ検索 Web パーツで [アイテム表示テンプレートのフィールドに対し、管理プロパティのマッピングを変更します。] にチェックを入れ、プロパティのマッピングを設定している場合、Web パーツ固有のプロパティのマッピング情報が登録されます。
この場合、既に Web パーツに適用している表示テンプレートのプロパティのマッピング項目を編集した後は、この変更内容を反映させるため、Web パーツのプロパティのマッピングを再設定する必要があります。

今回の投稿は以上です。
検索の設定やカスタマイズについては、下記のブログ記事をご参考にしていただけますと幸いです。
SharePoint 2013 検索の設定やカスタマイズに関する投稿まとめ

SharePoint 2013 検索結果の種類でプロパティの同期を実施する

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こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。
今回の投稿では、サイト コレクションまたはサイト レベルで作成した検索結果の種類で、プロパティ同期を実施するタイミングとその方法について記述します。

- 前提
検索結果 Web パーツでは、検索結果を描画する際に、「単一の表示テンプレート (*1) を使用する」か、「検索結果の種類 (*2) に合わせて使用する表示テンプレートを変更する」かを Web パーツの設定で選択することができます。本投稿は「検索結果の種類に合わせて使用する表示テンプレートを変更する」設定にしている場合のお話となります。
*1 : 表示テンプレートとは、検索結果の表示を定義したファイルです。詳細はこちらをご覧ください。
*2 : 検索結果の種類とは、対象となる検索結果の条件と、その条件を満たす場合に実行するアクションを設定したものです。検索結果のアイテムに合わせて、表示の際に使用する表示テンプレートを変えることができます。詳細はこちらをご覧ください。

検索結果に表示させる管理プロパティを追加する場合、表示テンプレートを編集し、該当の管理プロパティのマッピングを追加する必要があります。このマッピングを追加することで、検索実行時に取得される管理プロパティの種類を増やすことができます。
例) 表示テンプレートの既定の管理プロパティのマッピングに TestProperty という管理プロパティを追加する場合、下記のように記述します。

<mso:ManagedPropertyMapping sdt:dt="string">
'Title':'Title','Path':'Path','Description':'Description','EditorOWSUSER':'EditorOWSUSER',
'LastModifiedTime':'LastModifiedTime','CollapsingStatus':'CollapsingStatus','DocId':'DocId',
'HitHighlightedSummary':'HitHighlightedSummary','HitHighlightedProperties':'HitHighlightedProperties',
'FileExtension':'FileExtension','ViewsLifeTime':'ViewsLifeTime','ParentLink':'ParentLink',
'FileType':'FileType','IsContainer':'IsContainer','SecondaryFileExtension':'SecondaryFileExtension',
'DisplayAuthor':'DisplayAuthor',’TestProperty’:’TestProperty’
</mso:ManagedPropertyMapping>

ただし、検索結果を取得する際、実際には表示テンプレートのマッピング情報ではなく、検索結果の種類が保持するマッピング情報をもとにして、検索結果アイテムの管理プロパティが取得されます。
では、検索結果の種類のマッピング情報はいつ、どのようにして更新されるのでしょうか。それは、検索結果の種類の設定で表示テンプレートを選択し保存をしたタイミングです。この時、表示テンプレートのマッピング情報が検索結果の種類のマッピング情報に同期されます。
そのため、表示テンプレートのマッピング情報を変更した場合は、その表示テンプレートが関連付けられた検索結果の種類を更新し、マッピング情報を同期させる必要があります。

なお、検索サービス (SSA) によって提供されている検索結果の種類はサイトで使用することできますが、これらが保持するマッピング情報はサイト コレクションやサイト レベルで設定変更することができません。つまり、SSA の検索結果の種類に対して管理プロパティのマッピングを新しく追加することはできません。
そのため、検索時に取得する管理プロパティの種類を自由に変更する場合は、サイト コレクションまたはサイト レベルで検索結果の種類を作成し、表示テンプレートのマッピング情報をこの検索結果の種類のマッピング情報に同期させる必要があります。

プロパティを同期するその他の方法
表示テンプレートのマッピング情報と検索結果の種類のマッピング情報に差異がある場合、検索結果の種類の管理画面では、「一部の表示テンプレートのプロパティが更新されました。最新のプロパティを持つ検索結果の種類を更新。」といったメッセージが表示されます。この [更新] をクリックすることでも、表示テンプレートのマッピング情報と検索結果の種類のマッピング情報を同期させることができます。

[更新] をクリックして同期をすると、下記のようなメッセージが表示されます。

まとめ
検索結果 Web パーツで検索結果の種類に合わせて使用する表示テンプレートを変える設定を行っており、表示テンプレートの管理プロパティのマッピングを編集した場合、変更内容をサイト コレクションまたはサイト レベルで作成した検索結果の種類のプロパティ情報に同期させるため、以下のいずれかを実施します。
1) 検索結果の種類の管理画面に表示される [プロパティの同期] で更新リンクをクリックする
2) 該当の表示テンプレートが関連付けられた検索結果の種類の編集画面を開いて [保存] ボタンをクリックする
※これからサイト コレクションまたはサイト レベルで検索結果の種類を作成する場合は、作成するタイミングでプロパティの同期が行われます。

今回の投稿は以上です。
検索の設定やカスタマイズについては、下記のブログ記事をご参考にしていただけますと幸いです。
SharePoint 2013 検索の設定やカスタマイズに関する投稿まとめ

SharePoint Server でユーザーが認証された後に発行されたクレームを確認する方法

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こんにちは SharePoint サポートの森 健吾 (kenmori) です。
今回の投稿では、SharePoint Server でクレームベース認証による認証後に発行されたクレームの値をすべて出力し、確認するためのサンプルをご紹介します。

用途

主に以下のような用途でご使用いただけますと幸いです。

・クレーム ベース認証の理解
・クレームを使用した認証関連のカスタマイズを実施する事前準備
・フェデレーション認証 (例. ADFS 認証) でセキュリティ グループに何を入力すれば良いかの確認

特に、ADFS 認証でセキュリティ グループ名として入力する値に関するご質問が多い状況です。ADFS の [要求規則の編集] から、設定値を確認する必要があります。

"Token-Groups (SID)"  (例. S-1-5…)
"Token-Groups – ドメイン名を含む" (例. DOMAIN\group_name)
"Token-Groups – 完全修飾ドメイン名を含む" (例. DOMAIN.local\group_name)
"Token-Groups – 名前の指定なし" (例. group_name)

質問に至る背景として、フェデレーション認証 (例. ADFS 認証) は外部の信頼された ID プロバイダーに認証処理を委任しています。そのため、SharePoint のフェデレーション認証用のクレーム プロバイダーは、メンバーおよびロール情報を保持しておりませんし、それらの情報の入手先も把握していません。
その結果、PeoplePicker による人やグループの検索が実施できず、入力された値をそのまま解決することしかできません。

実際に有効な、ADFS 認証でセキュリティ グループ名を確認するには、本サンプルで認証されたユーザーのクレーム タイプとして出力される http://schemas.microsoft.com/ws/2008/06/identity/claims/role の値を確認し、その値をグループ名として PeoplePicker で指定すれば問題ありません。

 

手順

1. 以下の内容をテキスト エディタに貼り付け、UTF-8 形式で getclaims.aspx などとして保存します。

<%@ Page Language="C#" %>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
   "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" >
<head runat="server">
   <title>View claim for the current user.</title>
</head>
<body>
   <form id="form1" runat="server">
   <div>
   <%
      Microsoft.IdentityModel.Claims.IClaimsIdentity ci = System.Threading.Thread.CurrentPrincipal.Identity as Microsoft.IdentityModel.Claims.IClaimsIdentity;
      Response.Write("<table><tr><th align=left>ClaimType</th><th align=left>ClaimValue</th></tr>"); 

      foreach (Microsoft.IdentityModel.Claims.Claim c in ci.Claims)
      {
          Response.Write(string.Format("<tr><td>{0}</td><td>{1}</td></tr>", c.ClaimType, c.Value));
      }
      Response.Write("</table>");
   %>
   </div>
   </form>
</body>
</html>

 

2. 下記のフォルダに配置します。

C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\<ver>\TEMPLATE\LAYOUTS

- 補足
 <ver> については 2010 は 14, 2013 は 15 を指定します。

3. ブラウザーで認証を完了させた後、該当ページにアクセスします。

http://sharepoint/_layouts/getclaims.aspx

4. 下記のような画面でクレーム タイプごとの値一覧を確認できます。

 

例えば、サイトの権限にセキュリティ グループとして "Domain Admins" などを指定して、権限を割り当てたとします。
この場合、ユーザーが対象のサイトにアクセスした際、クレーム属性のhttp://schemas.microsoft.com/ws/2008/06/identity/claims/roleの値に "Domain Admins" を保持していることを判断して権限があると認識されます。

今回の投稿は以上になります。

検索結果でカスタムの管理プロパティが表示されない場合のトラブルシューティングのヒント

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こんにちは、SharePoint サポートの佐伯です。
今回の投稿は、検索のトラブルシュートについてです。

コンテンツ検索 Web パーツや検索結果 Web パーツの検索結果で、カスタムの管理プロパティが表示されないとのお問い合わせをいただくことがあります。
これには大きく三つの要因が考えられます。一つ目は、検索インデックスの目的の管理プロパティに正常に値が格納されていないこと、二つ目は、検索結果の取得時に管理プロパティが正常に返されないこと、三つ目は、検索結果で返された管理プロパティが正常に表示されないことです。
それぞれの要因につながる理由として、一つ目の場合は、アイテムが正常にクロールされていないことや、管理プロパティにマップされたクロールされたプロパティが正しくないことが考えられます。二つ目の場合は、管理プロパティが取得可能な設定になっていないことや、Web パーツの管理プロパティのマッピングが正しく行われていないことが考えられます。三つ目の場合は、検索結果を描画する表示テンプレートの内容が関係して想定した表示が行われないことが考えられます。(これらはあくまで一例となります。)

どれに該当するかによって、確認する情報 (検索データや各種設定、ファイル等) が異なりますので、問題の切り分けを行うことが重要です。
その方法の一つとして、検索の REST API を使用して単純に検索結果を取得し、管理プロパティの値を確認する方法をご紹介します。こうすることで、Web パーツの設定や表示テンプレートの内容とは切り離して動作を確認することができます。

検索の REST API を使用して管理プロパティを取得する
検索の REST API を使用して検索結果を取得し、カスタムの管理プロパティの値を確認します。
ブラウザーのアドレス バーに下記の URL を入力して実行し、検索結果を取得します。

<サイトの URL>/_api/search/query?querytext='<キーワード>'&selectproperties='<取得する管理プロパティ>'

キーワードには、目的の検索結果を取得するための条件を入力します。(日本語を指定する場合は URL エンコードを行います。)

例) あるアイテムの管理プロパティ TestProperty の値を確認します。
<サイトの URL>/_api/search/query?querytext='item1'&selectproperties='Title,Path,TestProperty'

検索結果を取得した後は、Title や Path 等から該当のアイテムであるかを確認し、目的の管理プロパティの値を確認します。上の画像では、アイテムitem1 の TestProperty の値は property1 になります。

参考) 検索 REST API の詳細については下記の MSDN の記事をご参照ください。
SharePoint 検索 REST API の概要

今回の投稿は以上です。

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